ツヴィリンゲについて

「ツヴィリンゲ(Zwillinge)」はドイツ語で「ふたご」という意味です。ゆりかごから一緒に過ごしていた私たちですが、成長に伴い、それぞれ別々の道を歩んできました。そして2007年、私たちは再会し長い間あたためていた『ツヴィリンゲ』をはじめることとなりました。

私たちは6歳から1年間、家族とドイツに暮らし、現地の小学校に通い、毎日を新鮮な感動をもって過ごしていました。
かけがえのない大切な思い出のときです。『ツヴィリンゲ』はここから生まれました。

幼い頃、よくふたりで文房具屋さんごっこをしては夢中になっていました。葉書や便箋、シールやノートなどをお互いに手づくりしては大喜びで交換していたものです。あの頃のわくわくした気持ちを残したまま、『ツヴィリンゲ』では機能的で実用性に適う、美しい文房具を創り、提案していきます。

また、大人や子どもたちとのワークショップの活動も『ツヴィリンゲ』にとって大切にしていきたいことです。ひとつのものを創り、完成させたときの充実感と達成感はいつまでも残ると思っています。

2007年冬 ツヴィリンゲ 寺園 直子/森住 香

プロフィール

寺園 直子

1976年5月7日生まれ。
2002年から2003年までハンブルク大学留学時に製本工房で実習を受ける。マイスタージビレ・シュミット師、及び修復家アン ケ・メッツ師にドイツの伝統的製本技術を習う。
2004年に九州大学大学院比較社会文化研究学府修士課程修了。
2005年から東京にある工房で製本と本の修理を学ぶ。

森住 香

1976年5月7日生まれ。
2002年に多摩美術大学大学院美術研究科卒業。
2004年に国立西洋美術館教育普及インターン修了。
その後、美術館にて主に子どもたちとのギャラリーツアーやワークショップなどを続けている。

ロゴ

アヒルとも白鳥とも言われますが、どちらでも良いと思います。

ドイツでは日曜日に決まって家族でアイスクリーム屋さんに出かけ、その帰り道に、白鳥がいるところに寄り道するのを楽しみにしていました。
知り合いの家では庭にアヒルを飼っていて、裸足で遊びながら、ときどきアヒルの糞を踏んでしまうのではないかとハラハラしたりしていました。

ドイツにいた頃、アヒルと白鳥は、とても身近な存在でした。当時していた、数字の『2』を白鳥にするノートの落書きからでてきた発想を、ツペラ ツペラのおふたりが独自のアイデアで描いて下さり、このようなかわいい鳥のマークが出来上がりました。合わせる文字にとても苦労をした結果、カリグラファーの星 幸恵さんにお願いし、ぴったりの素敵な Zwillinge を書いていただきました。

最後にふたつを合わせて美しくデザインをしてくださった永尾 正史さん、この場をかりて感謝します。ありがとう。

tupera tupera(ツペラ ツペラ)

亀山 達也さん、中川 敦子さんによるユニット。『へんてこピープル』など何冊もの絵本、イラストレーション、オリジナルの布地による小物制作など、さまざまな分野でご活動中です。

星 幸恵

星さんは国内外で活躍するプロのカリグラファー。ツヴィリンゲに「文字」の可能性とパワーを見せてくれる才能豊かな方です。